開成社会の時期別学習法

今回は、中学受験ドクターのサイトから、
開成対策について調べてみました。

中学受験ドクターでは様々な中学の入試対策をホームページ上で公開していますが、
開成に関しては、「開成ドクター」というサイトを開設し、
科目ごとに開成対策を解説しているのです。

今回は、その中から開成の社会の対策についてお話しします。

社会という科目は中学受験の科目の中でも、
唯一塾なしの対策が可能といわれる科目ですが、相手は開成です。

できるだけ効率的な学習になるように考える必要があるのではないでしょうか。

「開成ドクター」では、開成社会の時期別学習法を公開しています。

効率的な学習になるにはその時に合った学習を行う事が大切です。

例えば、算数は低学年から始めても良いが、
国語は、難しい感情を理解させる事などは低学年では逆効果といいます。

社会や理科は生活に関わるものが多いので、
体験的に学習する事が重要ですが、

各塾のカリキュラムにしたがって5年前半に地理、5年後半に歴史の分野を学習すると良いそうです。
後半の歴史は暗記する量が地理より格段に増えるので、5年生の前半の早い時期に、復習中心の学習ペースを確立する事が大切です。

地理を学習する時にはかたわらに地図帳をおき、
常に出て来た場所を確認する事が重要で、
白地図に慣れるようにします。

歴史の学習では流れをつかむために年表を使います。
白地図と年表が、必須アイテムなのです。
公民は6年生前半に、そして夏休みに地理・歴史・公民の総復習を行います。秋からは過去問演習を始め、模試を受験する事が大切だという事です。

開成算数の対策

8月になりました。
夏休みに入ったということで、開成の過去問演習をしている人も多いと思いますが、
開成に合格するためには、単に難問ばかりをトレーニングしたのではダメだと言います。

開成の問題、特に算数は難問が多いのですが、
過去問演習を続けても点数が伸び悩んでいる人は、
勉強方法を見直す必要があるそうです。

過去問演習を続けているのに点数が取れないのは、
難問ができないのではなく、実は基礎ができていない可能性があるからです。

基礎というのは、根本原理を理解することです。
根本原理を理解した上で問題演習をするのではなく、
ただむやみに問題演習ばかりしている生徒はあとあと伸び悩むそうです。

中学受験ドクターによれば、基本問題で根本原理を理解しておけば、
応用問題になってもつまずかなくてすむそうです。

応用問題というのは、使うのは基本的な問題ばかりなのに、
様々なポイントが複合的に含まれてしまうため、
根本原理を1つずつきちんと理解しておかなければ、
わからなくなってしまうことが多いのです。

特に、開成のように難関校の場合、根本原理を理解していない単元が1つでもあれば、
例え、それ自体は簡単なものでも、他と合わさることで問題が解けなくなってしまうそうです。

そのため、簡単な問題だからと言って、きちんと理解せず、
公式のみ暗記すると言った勉強方法は良くないのです。

簡単なところからしっかり理解し、積み上げていくことで、
難問が増えても、得点できるようになるのです。

TOMASの開成対策

今回は、「進学塾TOMAS」の開成対策について調べてみましょう。

中学受験では、算数が重要と言われ、特に開成のような難関中学では、
算数が苦手だと合格はなかなか難しいのです。

2017年度の開成入試の結果を見てみましょう。

合格者平均と全体平均を比べてみると、
国語は48.2点に対し42.4点、
算数は54.8点に対し40.1点、
理科が61.5点に対し56.8点、
社会が48.3点に対し42.2点、
合計が212.8点に対し181.5点です。

満点は国語と算数が85点、理科・社会が70点と違いますが、
合格者平均と全体平均の差について見てみると、圧倒的に算数が大きいのです。

つまり、開成に合格するには算数は外せないのです。

もちろん、どの教科、どの単元が苦手であっても、他で補えるような甘いものではありませんが、算数が得意な生徒が集まるだけに、
算数が苦手では困るのです。

TOMASのホームページには、そんな算数苦手な生徒が開成に合格するまでの勉強法が書かれていました。

TOMASは個別指導なので、弱いところを集中的に学習でき、
生徒の理解のスピードに合わせた指導ができるのが特徴です。

生徒が苦手で、頻出、点数の取りやすい問題から対策して行ったという事です。

開成の算数の傾向は明確で「規則性・場合の数」「速さと比」「図形」が頻出分野となっているそうです。

算数、特に図形が苦手だった生徒に対しては、
全単元を一通り終えたあと、夏休みに苦手単元である「平面図形」「立体図形」の徹底強化を行ったそうです。

ノートに必ず図を描かせ、イメージをつくったうえで立式させる、
初見問題を数多く解かせ、ゲーム感覚で問題と向き合わせる事で集中力をアップさせるといった事で、効果が出てきたという事です。

アクセスの開成志望校別対策

中学受験の進学塾・家庭教師といってもそれぞれに特徴があります。

今回は、志望校対策専門の「アクセス」という家庭教師センターの開成対策について調べてみました。

中学受験は志望校対策が最重要課題といいますが、
一般的な進学塾の志望校対策はどうしても万人向けになります。

開成のように特に高いレベルの学校を狙っている場合、
やはり、一人ひとりの性格や得意・不得意、様々な状況を考えた志望校対策が重要になるのです。

家庭教師だからこそできる志望校対策をしているのがアクセスなのです。

さて、アクセスの開成分析を見てみましょう。

アクセスでは、開成の過去問を分析し、難易度を公開しています。

それによれば、開成は東大受験まで視野に入れたレベルの高い入試問題であるため、
問題数を多くするのではなく、一問一問の中で高レベルな思考力や記述力、知識を問うような出題傾向になっているそうです。

総合的にも難易度は高く、アクセスによれば、国語と算数は最高難度の「5」、
理科と社会は「4」となっています。

最高難度といっても、全問が解けないほどの難問というわけではありません。

合格点に必要な点数を考えると、
最高難度の問題が正解できなくても合格できるのだそうです。

そう考えるとどの問題に正解するか、どう合格点をとっていくかという事が重要になるのです。

問題数は多くないが一問一問で思考力、記述力、知識の応用力が問われる、
算数・理科は液化傾向で国語が合否に大きく影響する、
国語は大半が記述式、理社では大きく点差が開かないので失点は命取りといった特徴があるそうです。

過去問対策で重要な事は?

今回は、スタディ・タウンの「10倍わかる過去問 映像版」をご紹介します。

開成など難関中学の過去問を映像授業でトッププロ講師が解説したもので、
現在平成29年(2017年)用最新版が販売されています。

開成版は5年分の開成の算数・理科の過去問の全問題解説と、開成に合格するための勉強法やアドバイスが録画されています。

中学受験が近付いたこの時期、過去問対策をきちんとやりたい気持ちがありながら、
上手く進んでいない人も多いでしょう。

塾で対策をしているとは思いますが、
全ての過去問を丁寧に解説するというわけにはいきません。

開成の算数は、スピードと正確さが要求される内容で、基礎から応用まで練り上げられた問題です。

最近は、異常な難問ではなくなったと言われていますが、
スピーディーで正確な計算力と論理的思考力が要求されます。

自分の知っている解法をもとに、それを組み合わせて考えて行き、解答するという事が必要です。

見た事がない問題でもあわてずに、知っている解法を使って解いて行く事が必要なのです。

もちろん、作業力も大切です。

そういった力は過去問演習を繰り返す事によって身について行きますが、
スタディ・タウンの「10倍わかる過去問 映像版」なら、何度でも繰り返し解説を見る事が出来、開成の問題に対応する力が身について行くのです。

理科についても暗記だけでは点が取れません。
幅広い知識はもちろん、科学的な思考力が要求されるのです。

「10倍わかる過去問」は、どういうところがポイントになるかよくわかる解説で、
偏差値が届いていないような人にもわかるような解説になっているそうです。

共感力を育てる

中学受験では思考力が重要と言われています。

2020年にセンター試験が廃止され、暗記力重視の入試から思考力重視の「考える入試」になると言われていますが、開成など難関校の中学受験ではずっと以前から続けられてきたのが「考える入試」なのです。

では、開成ではどんな問題が出され、どんな事を考えさせる問題が出題されるのでしょうか。

今回は東洋経済オンラインの「『出身中学』で就職が有利になるのは正しい~『企業が欲しがる人材』はこうして育つ」という記事の中から開成の問題とその問われているものについて考えてみました。

この記事は医学博士の吉田たかよし氏のものですが、
開成の問題の中に含まれる本当の意味を解き明かし、
今の日本の教育に疑問を投げかけるものです。

紹介している問題は2014年に開成で出題された国語の問題でまどみちおさんの「しんじゅのぎょうれつ」という詩です。

祖父と孫が一緒にお風呂に入っていた時、孫がおならをし、それを祖父が「真珠のつらなり」に例えたという、なんだか「ホッと」温かくなるような詩です。

開成が「おなら」の詩なんて出すのは驚きだと吉田氏は言っていますが、
優しい気持ちになり難関中学でもこんな問題も出すのかと、
私にとっては今までの「がり勉」のイメージが一変した問題でした。

吉田氏は、この中で注目すべきはおならではなく、
祖父母が孫をかわいがる感情に共感できるかどうかという事です。

文章から気持ちを読めない子どもが増える中、
この問題は、「塾ではこんな事を教えてくれないから、家庭でしっかり情操教育をして下さい」というメッセージが込められているのではないかという事です。

栄光ゼミナールの開成対策

栄光ゼミナールでも今月から開成対策が始まります。
新小学6年生対象の「御三家 学校別対策ゼミ」です。

定員は1クラス12名という少人数制で実施され、
80分×4教科・月2回のペースで、2月21日からスタートします。

この講座は国語・算数・理科・社会の全ての教科書において開成合格への効率的学習ができる指導を展開し、授業だけでなく日常の学習への取り組みから変えていく講座となっています。

算数に関してはテキストにはない解法を用いて難問を切り崩す手法を身につける指導です。
開成の算数には計算力・分析力はもちろん問題文の条件を読み解く力を身につける必要があります。

問題をただ解くのではなく、論理的な文章や図・式を書く事ができる力を身につけ、
難問攻略ができる力や受け身ではなく「自ら考えて研究する姿勢」という意識を身につけ学習していくという事です。

開成の国語は総文字数が5000字程度に定着しているという事で、御三家学校別対策ゼミ開成コースでもそれを意識した授業内容になっているそうです。

また開成の国語では古典的な作家の自伝的な文章が出題される事もあるため、
正確な読解力や記述力を強化していくという事です。

まずは、20字程度の基本的な記述問題を軽視せず反復練習したうえで、
100字以上の長文記述のトレーニングを数多くこなしていくそうです。

主題に基づく体験作文(創作)や主題にあえて反対する意見を書く練習も行います。

国語においては特に徹底した添削指導により記述力を高め、
開成の国語に対応できる力を身につけていくという事です。

「開成は中学から?それとも高校から?」

開成は有名な難関私立で、毎年多くの東大合格者を出しています。

開成を目指すと言うと、東大合格のために・・・
と考えている人が多いのかと思うのですが、
実は、開成の教育方針やその学園生活に憧れて目指す人が少なくないと言う事です。

開成の学園生活は基本的に本人の自主性に任されており、
自分から積極的に行動する事が大切です。
これは勉強以外の事全てがそうなのです。
自由でありながら当然責任もついてくるわけです。

行事なども全て生徒自身で進めて行くので、
戸惑う人も多いと言いますが、
生徒の姿をみるとイキイキとしているそうです。

そう言った内容に憧れ、多くの場合中学受験を目指すわけですが、
中学受験は誰にでもあてはめられるものではありません。

中学受験と言うのは、小学校高学年で「受験する」事が可能な子どもでなければ、
難しい事が多いのです。

これは受験できる子が優秀でできない子はそうではないという意味ではありません。

時期の問題なのです。

そのため、中学受験は難しいけど開成に入りたいと言う事なら、
高校受験で目指す方法もあるわけです。
例えば中学受験の進学塾として有名なサピックスでは、高校受験で開成を目指すクラスもあるそうです。

中高一貫校ですので、中学・高校とも同じ考え方です。
その教育方針も同じですから、
入試問題でも同じ事が求められるわけなのです。

中学受験で実績のあるサピックスは、
志望校対策ができると言う事なのです。

サピックスの対策授業では上辺だけの知識ではなく、
それに伴う詳しい説明や派生した知識まで学習すると言う事です。

「開成国語の自主学習」

同じ中学受験するにも男子校と女子校では傾向が違います。
男子校はどちらかと言えば算数に力を入れる、女子校は国語が難しいと言う傾向があります。

もちろん記述が有名な筑駒や女子校なみに国語が難しいと言われる麻布と言った中学校もありますが、開成に関してはまず算数でしょう。
最近の開成の入試問題は昔ほどの超難問は出題されないそうですが、それでも相当の力は必要です。
そのため進学塾の開成対策でも算数や理科に力を入れる傾向にあるそうです。
それに比べ国語はどうでしょう。
実は開成の国語は女子中とは違った難しさがあるそうです。

教育情報サイトリセマムの分析記事によれば、
開成の設問は記述中心、全体で300~400字を記述しなければならないそうです。

また、物語の記述に関しても女子中などでよく出題される心情理解の記述だけでなく、
表現上の技術や立場と言った客観的で理知的論理的な記述が要求されるそうです。

漢字の難しい書き取りや知識問題は少ないのですが、
「論理的思考力」と「記述力」が必要なのです。

ただ、進学塾でも国語の対策に力をあまり入れていないようで、
サピックスではBテキストを使っているそうです。

サピックスの開成コースは理系科目先行の学習で理系は良いのですが、
国語が手薄になるとも言われています。

そのために、国語の学習についてはテキストの中でも授業中扱われなかった問題も復習する、
多種多様な文章に読み慣れる時間を作ると言った事が必要と言う事です。

開成 理科時事問題

開成入試の問題解説、進学塾のホームページなどで載せられています。

進学塾によっては予想問題が的中したところもあり、今後の開成対策を行う上で参考になる物も多く、ぜひチェックしておきましょう。
今回は「エクタス」の開成入試の解説について調べてみました。

私が注目したのはエクタスで理科を詳しく解説してあった事です。

最近理科の時事問題が出されているのをご存知でしょうか。
社会の時事問題対策の本は多く出ていますが、理科の時事問題はかなり対策が難しいです。

エクタスのホームページに理科の時事問題対策が載っていたので、ご紹介したいと思います。

2015年開成の理科は「化学・物質の性質」「生物・昆虫」「物理・さおばかり」「地学・気象」の大問4つの構成でした。

開成では地学の分野ではその年に起きたいわゆる時事問題を出題する事が多いようです。

今回のテーマは天気でしたが、大抵ここ1~2年で起こった現象や理科的な出来事がテーマとして取り上げられる事が多いと言う事です。
その年に観測された天体ショーや自然災害(噴火・台風・地震)などです。

ただそれらの現象を知っているだけでは太刀打ちできないと言う事です。

例えば日食や月食の問題にしても昭和63年では知識だけでよかったのが、
最近では「金星の日面通過」の時の金星の移動位置についての作図等が出題されたと言う事です。
全ての問題について取りこぼしなくしかもしっかりと学習する事が必要な開成の理科、
進化し続ける問題にチャレンジしていく事が合格への道なのです。